あぁ~売れてしまった
あんまり書くとライバルが増えるので嫌なんですが、
まあ、このブログを見ている人もいないので、いいか。
タイムトンネルさんで、ジャガールクルト・マスターコントロール・メモボックスが売りに出された。
ステンレスベルト付き。状態はものすごく良さそうだった。
そもそも、ステンレスベルトは状態が悪くても、新品の正規品を買えばいい。
余程、買おうかと思っていたのだが、生活費の問題とか、いまある時計を売って資金にしたら、いくらになるか、どこに売るかなどなど考えていたら、売れてしまった。
絶対安いと思ったんですよね。
メモボックス自体品薄で、正規取り扱い店に行ってもあまりない。
というか、ラインナップあると分からない留守番みたいな人が多い。
デパートの若めの店員なんか特にやる気がない。
あるとき、高級ブランド店で、「(スポーツモデルの)○○ありますか」と聞いたら、苦虫を噛み潰した様な顔をして、「並行店で2~3割のせて売ってますけどね」と行って、どこかに行ってしまった。
店員としては、転売屋かひやかしだと思ったのだろうが、
ありえない態度だと思った。
純粋に聞きたいだけだったんですが。
定価で買うなら、絶対に本店に行こうと思った。
閑話休題。
ということで、メモボックスを買うチャンスを逃してしまったが、
結局、カネがないから仕方がない。
何かで急にカネが必要になるかもしれないし。
しかし、あの時計を買った人は、値が出るまでしまうかもなあ。
あ~。
普通はそういった物は、そもそも、売りに出さないか、お得意様に出すところだと思う。
あぁ~。それにしてもガッカリ。
悩みの種が一つ減ったのは良かったが。
中古を探せば、古いメモボックス自体はあるのだが、
古い時計はデリケートなので、日常使いしたい私としては、なるべく避けたい。
比較的新しいモデルだと、値が落ちていない。
たとえば、メモボックスのREF: 4118420だと、
現在の定価が146万円となっているが、並行店などでは、120~130万円くらいである。
プレミアムこそついてないが、品薄により再販価格が落ちにくくなっている。
正規店での8年間の保証を考えると、決して安くない。
それよりやや古いモデルだと、裏スケがない。
機構も改良されているらしいが、パワーリザーブも小さいし、実際は似たようなものだと思う。
ジャガー・ルクルト/マスター・コントロール Part.3 | 高級腕時計専門誌クロノス日本版[webChronos]
この記事によると、
- 裏スケ
- 薄い
- アワー・マーカー
- アラーム・マーカー
が変更になっているそうだ。
ただ、薄いなら手巻きモデルの方がいいし、別にダイヤモンドカットなんて製造側の事情どうでもいい、昔の高級品の丁寧な手仕上げに比べたら、ダイヤルの装飾のレベルなんてみんな同じ。
アラームの印がエンボスになったのは、細かい点だが評価できる。
ただ、この記事、2021年に書かれたものだが、定価が126万円となっている。
同じ商品で現在20万も高いのは、為替の影響だと思う。
感覚として120万円だと検討の余地があるが、さすがに146万になると、躊躇する。
ロレックスは全体的に品薄だが、150万円出せば、正規店でコンビのデイトジャストが変える値段である。
全然違う時計なので比較にならないが。
ここまで来ると、リスクはあるが、海外サイトなどから、「バルカン」を購入することも視野に入ってくる。
バルカンの音は、新しいモデルだと、きれいなチリチリという音なのだが、
やや周期が遅く、若干「ぷるぷる」となっているようにも聞こえる。
これは、マスターコントロール・メモボックスと少し似ている。
これも個性で悪くはない。
もっと周期がゆっくりだと、「カンカン」とか「チーン、チーン」という、まるで高級時計に搭載されているリピーター機構のようなものまである。(ウブロGMTアラームなど)
ペリフェラルゴングは、決して新しいものではなく、懐中時計では昔からある。
それに、本当のベル型のコングを叩いているものさえある。
そもそも、置き時計や大掛かりな時計にはかなわないんだしね。
「それを腕時計にしたから素晴らしいんです!」みたいのもくだらない。
自社製ムーブとか、新しい機械とかにも全く興味がない。
値段が吊り上がって、メンテ性が悪くなるだけ。
といっても、機械式でベルが鳴るのが面白いというのも、上記の理論でいうとあまり合理的ではないのだが、そこは私のこだわりである。
それで、どうしようかなあというところです。
少し前の、裏スケがない、マスターコントロール・メモボックスにしようかなあ。
ただ、まあ、ネットだと状態が分からないし、ディティールが違うとかいわれると、考えてしまう。
裏スケだと、文字盤の黒い手巻きモデルもある。
こちらは、ヴィンテージなどと比べると、まだ新しい方だが、やはり状態が気になることは気になる。
ジャガー・ルクルトの銀座正規店から、マスターコントロールかポラリスのメモボックスを買うのが一番安心かもと思っている。
マスターコントロールの方は、裏スケでローターが見えるだが、その金のローターが美しい。
ポラリスは、仕様面ではほぼ至高と言える。が、高いのと、デザインがあまり好きではない。というか、スポーツがあまり私の好みではない。文字盤も、これだったら、前の黒か青の方がはっきりしていい。現物を見てないので、あくまで写真での印象だが。
そう考えていくと、どうもジャガー・ルクルトの時計は、レベルソは素晴らしいが、マスターコントロール系統は、デザインがつまらない。
ごつくてエレガントさがないという意味では、ロレックスやセイコーなどとも似ている。
ポラリスなんかは、「どうだ」という感じがするかも知れないが、こういうのって、頭で考えているのと、使っているのとではだいぶ感覚が違ってくる。
最初には自分でも「すげー」と思うのだが、だんだん、その感動も収まっていき、「なんでこんな大金を払ったのだろうか?」となってしまう。
あとはいくらで売れるのか、値下がりはしないか、傷がつかないかハラハラするばかりだ。
頭で分析したり、スペックを重視し過ぎてしまったりすると、こうなりやすい。
ということで、ジャガー・ルクルトが新しいモデルを出して、かつ、為替が下落するのを待って、しばらく買わないということになるだろうか。
メモボックスは出たばかりなので、数年がかりかもしれない。
その間にお金を貯めていればいいだろう。
あ~、だが、それも頭で考えたこと。そこまで待てるかなあ。
人生の残り時間もあるし、
一日も早く時計と共に過ごしたい。
だから、まあまあの中古でもいいかなあ。
とりえあず、それを買って、売れば良いかなあ。
だとすると、いくらの価格レンジになるかなあ。
ジャガールクルト・メモボックスが欲しい件
機械式アラーム時計が欲しくて、いろいろと探しています。
あまりメジャーな機能でもないようですし、予算のしばりも当然あるので、選択肢は割と限られています。
いくつかある中で、候補なのが、
あたりです。
あまりに古いモデルだと、コンディションも悪いものも多く、修理や保守が面倒で気軽に使えません。
それに、音も「チリチリチリ」というベルの音が好きなのですが、「ジジジジ」と鳴るタイプが古いものには多いです。
古いメモボックス、IWCやチュードル、一部の廉価なユリスナルダンなども、このジジジジでした。
GMTとアラームの組み合わせになっているものも多く、同じ機械をカスタマイズしているのか、当時の流行だったのかもしれません。
それで、気に入ったモデルがあっても予算オーバーだったり、売り切れて入手できなかったりしています。
メモボックスでも、最新のモデルは、裏スケになっています。
ジャガールクルトと言えば、機械に特色のあるマニファクチュールなので、できれば裏スケが欲しいところですが、問題はお値段。
現時点で、
- 裏スケの新型で140万前後
- 旧タイプが50万前後
と、3倍弱の開きがあります。
もちろん、高い値段で売らないとメーカーとしては儲かりませんから、仕方がないのですが、裏スケなだけで100万円アップというのも考えてしまいます。
かと言って、安いといっても50万円。満足度の問題ですが、見た目が単なる50年代のリバイバルで、デザインがつまらない上に、裏スケもない。
デザインが気に入っている人ならいいでしょうが、自分としては、普通すぎて、そこまでいいと思えないんですよね。
それと、もうひとつ、アラーム機能が分刻みでないのが不満です。
目指し時計のように、ざっくりと時針で30分、15分くらいの単位では設定できるのですが。
その点、ブレゲ、ブランパン、ウブロなどには、分針で設定できるモデルがあります。
が、高かったり、品薄だったりして入手が困難です。
しかも、オーバーホール代が結構かかります。
仮にブレゲだとするとグレードDで20万円~!!
また、ウブロは、ミニッツリピーターのような澄んだ「カンカンカン」という音なのが魅力ですが、これまた中古で300万くらいはします。
ということで、「探してます」というスタンスではいるのですが、見つかっても躊躇してしまい、そのうち売れてしまう……。
まあ、結局、買えないだけなんですけどね。
そして、ジャガールクルト・メモボックスの新品に140万円出すくらいなら、少し足して、ブランパン、ブレゲあたりを考えたくなります。
クロノグラフ、アラーム、ソヌリの3つを手に入れたいと思っていまして、
いま、クロノグラフはあるので、次はアラームかなと思っています。
ソヌリが手に入るのはいつかな……。この人生では無理かも。